「小児期の上顎拡大を、生涯にわたるSDB(睡眠呼吸障害)の予防策として用いることを支持するエビデンスは存在しない。」という。
また、「SDB関連の介入を行う前には医師の診断が必要である。」ことや、「CBCTや側面セファログラムを用いた上気道の画像評価は、SDBのリスク評価や診断において診断的価値を持たない。」ことが強調されている。
上顎急速拡大によって鼻腔通気改善はしばしば認められる。しかし、それを目的として上顎を拡大することは、矯正医単独で判断することでは決してなく、慎重に行われるべきである。
歯列改善が目的であれば、矯正医の判断で良いということになるのでしょうが。
Palomo JM, Cohen-Levy J, Flores-Mir C, Khosravi R, Levine M, Pickard M, Hittner J, Callahan J, Siegel SM. Sleep-disordered breathing and orthodontics: An American Association of Orthodontists white paper update. American Journal of Orthodontics and Dentofacial Orthopedics: Official Publication of the American Association of Orthodontists, Its Constituent Societies, and the American Board of Orthodontics. 2026 [accessed 2026 Apr 5];169(4):419–427.